100均素材で内反小趾対策




私は常々、内反小趾には「らくじき」の使用がベストだと言っていますが、 それでも、チョットお値段がそれなりにしますので、代替品を100均の素材で作ってみようと思いました。

結果、「らくじき」には遠く及びませんが、ほどほどの成果が得られたのでレポートしてみたいと思います。

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「らくじき」についての私のレビュー
内反小趾の痛み95%カット。「らくじき」を使用してみました。外反母趾にも。


 単品の製品では代替不可能


色々と対策グッズはあるんですけど、 満足な結果が得られたのがありませんでした。

対策パッド

部分的なパッド?みたいなのは、ひと通り買ってみて試したのですが、 どうもしっくりきません。
まぁ、「らくじき」と比較して…っていうのが、 どう考えてもハードル高すぎるんですけどね…。

得られた結論は、単品の商品では「らくじき」の代替が不可能であること。 「らくじき」には「形状」と「材質」の二つの高いハードルがあり、 なんだかんだいって「らくじき」を買ったほうが早いというミもフタのない結論となりました。

薄さ、使いやすさ、軽さ、耐久性、それに、なんといっても効果を考えると、 結局は外出用の靴には「らくじき」以外は選択できないというカンジです。

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 履き心地から逆算してみた。


「らくじき」の形状をパクろうとしても、結局、材質の問題があるので、ここは違ったアプローチで考えてみました。

どうして「らくじき」を使うと痛くなかったのかを考えてみました。

私の場合「らくじき」を使うことで…

・中指で薬指を、薬指で小指を踏んでいたのが改善された
・小指の形状が改善されたためか、外側の関節部分のでっぱりが治まっている
・外側の痛い部分に体重が乗らなくなって痛みが軽減されている
・痛い部分以外に体重が分散されている

…と、いうことで、狙いは2点。

・指の形状を矯正する
・患部以外への体重分散

足全体への良い効果を求めるのはあきらめて、単に痛みの回避だけを狙いました。

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 100均で部材を買ってきた。


で、100均、今回はSeriaに行って買ってきたのがコレらになります。

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台所用スポンジ。ポイントは…3コ入りということ、適度な弾力、それに角が丸いということ。

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インソール。ポイントは軽さ、切って使うので加工のしやすさ。

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両面テープ。ポイントは幅広でそこそこ強力なこと。

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ストレッチチューブ。10mm径で長さ1.2m。ポイントはシリコンのような軟質ゴム材質、あとは適度な弾力と太さ。

以上の4点をメインの素材として買ってきました。
まぁ、部材さえ見てしまえば、出来上がりはもう分かってしまうでしょうね。


 加工してみた。


100均素材で内反小趾対策

インソールを適度な大きさに切って加工したあとに、スポンジを両面テープで接着します。
両面テープは履いてるときにズレなければいいので、そんなにガッチリ大量に使わなくてもいいです。
かかとは半分に切ったスポンジをそれぞれ配置します。

100均素材で内反小趾対策

ポイントはスポンジの位置。 私の場合は、指と小指の外側に問題を抱えて痛い部分があるので、 その部分が宙に浮くようなイメージで、他の部分に体重が乗るような位置をみつけて固定します。

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このような使い方なので、スポンジの形状が丸いほうが都合が良かったのです。 配置のイメージ的には、足の中央が盛り上がり、左右の端のほうが盛り下がるように、なおかつ痛い小指側の一番端っこは、 宙に浮くようなカンジで配置するときが、一番痛みが無かったです。

このお手製インソールを靴のなかにいれて使用します。
ちなみに、片方の足だけ悪くても、両足セットで利用しないとダメです。バランスが悪いと、すぐに足から腰、背中にかけて、どこかしら痛くなってしまいます。

ま、インソールに固定しなくても、サンダル側にスポンジの形状を調整して強力両面テープでひっつけておくだけでも、 かなり痛みはなくなるんですけどね。


次に作ったのが、コレ。
自画自賛のナイスアイデア。

100均素材で内反小趾対策

ストレッチチューブを細かく切って、2コ1組にして輪ゴムでまとめます。
輪ゴムは一度切って、チューブを2コ通したら、またリング状に結び直します。
1.2mのストレッチチューブから、40組以上作れちゃいます。

100均素材で内反小趾対策

私はリング状のコレらを、足の人差し指と薬指にはめます。

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最終的にはこんなカンジ。

指の間を適度な弾力と太さで固定してくれるスペーサーになります。

このような使い方なので、チューブの素材はプニョプニョしたストレッチ用のチューブが最適でした。 肌触り的にズレにくいです。
コレが園芸用のビニールチューブだと、弾力や肌触り的にあんまり適さないです。

輪ゴムを結び直すときの輪の大きさで指への締め付け具合が変わります。固定強度ですね。マネする場合は適度に調整してみてください。 チューブの太さと輪ゴムの長さでぜんぜん付け心地が変わります。個人の症状や用途によってもベストなポジションは違うハズです。

ワタクシの場合は、初めのうちはチューブの長さは20mm、輪ゴムは短めが好みでした。輪ゴムを短めにして締め付けを強くしておくとズレにくいし、 指と指を開いてもズレません。症状が改善するにつれ、好みのチューブ長さは短くなっていくと思われます。ワタクシは最終的に8mmで使用してます。

マネする場合は、問題のある指だけにすればいいので、小指と薬指だけとか数を調整してみるのもいいですね。 私の場合は、すべての指に問題アリなので、すべてにしているだけです。

単純に足指リラックスに使っても効果大です。このまま風呂にはいろうが、靴下はこうが、なんら問題無いのです。

100均素材で内反小趾対策

100均素材で内反小趾対策

余った輪ゴムは切って、結び目はチューブの内部に移動させちゃえば見た目もスタイリッシュ。(?)

さらに、使用時のズレを防止する策としてチューブに「V字の欠け」を設けることにより、 輪ゴムが固定されやすくなり、靴下の中でもズレにくくなるというコトがありました。

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さらに、長いチューブに大きな「V字の欠け」を設けることで、ズレにくいばかりか輪ゴムの長さを短くでき、 固定力が上がります。

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チューブ側に「V字欠け」を設けることで、バリエーションが広がります。 チューブの長さ、欠けの大きさ、結ぶ輪ゴムの長さなど、1mm単位で調整することで フィット感、ズレにくさ、なにより痛みに対する効果がガラリと変わるので、色々試す必要があります。

100均素材で内反小趾対策

100均素材で内反小趾対策最終形態

こんなカンジで靴下のなかでもズレにくい足指リラックススペーサーができあがります。 外反母趾にも使えるし、指の間に水虫があってツラいひとにも、通気性が確保されていいかも。
なにより、付け心地が自然でとても良いです。

100均素材で内反小趾対策

違和感があったり、カドが当たって痛い場合は、該当個所をどんどんカットしていくのが良いです。 どうせ100均で安価で大量に仕入れられる材料なので、臆することなくガンガン試行錯誤していきましょう。

100均素材で内反小趾対策

特定の指だけ異様に曲がっちゃっている場合、私の場合だと薬指と小指なんですが、 こんなふうにチューブを長手方向に使う手もあります。ただし、こんだけデカいと靴を履くのが しんどいですけど。在宅で素足のときにこんな風に使ってます。

100均素材で内反小趾対策

下の写真のように輪ゴムを増やして外側の指にもかかるようにしてしまう手もあり。

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全体的に締め付けがキツくなってしまうのですが3時間くらいぶっ続けで歩いても 靴下のなかでもズレない。こんなカンジで工夫する要素はたくさんあります。コレがベストっていうのはなくて、 症状や回復具合によって、ベストな方法はどんどん変わっていくのです。

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 使ってどうよ?


自作インソールですが、私的にはアリでした。

ただ全体的な性能としては、「らくじき」には及びません。

「患部の痛み」は軽減させることはできるのですが、8時間程度ぶっ続けで歩いているうちに、ふくらはぎとか、他のスジが痛くなります。 結局、科学的根拠のない形状なので、どこかに無理がでるんですね。

ただ、室内履きのスリッパとか、近所に買い物に出る程度のサンダルとかには充分使用できるレベルでした。 1時間程度の徒歩ならば活用できるレベルでしたね。

耐久性ですが、てんでダメです。消耗品だと思って、ひと月に1度はスポンジの総取り替えが必要です。ま、両面テープで止めてるだけなので ベリっとはがして、あらたにまた、両面テープで付けるだけなのですが…。

自作の足指スペーサーですが、コレは良かった。
もう、手放せなくて普段から活用してます。
就寝中も付けてましたが、はじめこそ違和感でツラかったのですが、 だんだんとタコの向きが微妙に補正されて、接触具合が改善されていきました。 痛風のような付け根の痛みも消えていきましたね。

足指スペーサーは100円で買ったストレッチチューブから40組作っちゃいました。
コレは自画自賛の傑作です。ぜひ皆さんもマネしてみてください。
って、いっても、いきなり40組作るんじゃなくて、 いろいろ試行錯誤しながら改良していくものなので、一組づつ試しながら、いろいろサイズや形状を変えながら 消費していけばいいと思います。

ワタクシの場合ですが、自作インソールと自作足指スペーサーを使って、 おおむね3日ほどで、あの「付け根の骨の痛風のような痛み」が、ほとんどなくなりました。
タコへの接触具合が改善されて3週間後にはボロボロと タコがくずれてとれ始めました。

でも、結局のところ、内反小趾や外反母趾は開帳足によって引き起こされるので根本的な対策は 歩き方の改善です。インソールやサポーターなどは単に一時しのぎの痛み回避だけで、むしろ症状の進行悪化をもたらすので 早めに専門医の指導を受けたほうがいいでしょう。

とりあえず、自作グッズの利用で痛みがとれて歩行への意欲が取り戻せたら、 「歩き方の改善」による開帳足の補正に取り組んでみてください。

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「らくじき」についての私のレビュー
内反小趾の痛み95%カット。「らくじき」を使用してみました。外反母趾にも。


 半年かけて改善してきたので ご報告


半年ほど、いろいろ取り組んできて、改善されてきたので報告したいと思います。
あくまで、私の場合のオナハシです。

自作のインソールとスペーサーのおかげで、
すっかり骨の痛みや、タコもとれました。

でも、それらの器具をやめると再発するんですよね。
器具を使うことにより、一時的に痛みはなくなっていくのですが、 結局、内反小趾そのものは治らないのです。

内反小趾そのものを改善するのに、なにが必要だったかというと、 私の場合は、やっぱり、歩行のしかたを修正しました。

内反小趾って開帳足の状態から進行するという説にワタクシもほぼ同意です。

私の場合は…
歩行スピードが普通の人に比べて6割程度しかなかったのです。
足の回転数は同じなのに、スピードが人の半分くらいしかないのは、
なんでだろうと、ずっと思ってました。
駆けっこが遅いのではなく、歩くのだけが遅いのです。

「歩幅が狭いから、遅い」のではなく、「遅いから、結果的に歩幅が狭い」という歩き方でした。
どんくさい印象を与えてしまう、割と目立つ特徴的な歩き方をしていたと思います。

この原因は…
私の場合、歩行の際に、うしろ足の指で最後に地面を蹴る動作がなかったのです。
コレ、多分生まれつきです。

これにより、横アーチで重要な足指をコントロールする筋肉、
指と指の間にある筋肉が退化して使われなくなり、
足の指が横方向に広がってしまい、足全体が幅広になってしまう開帳足となります。

その後に、足の指にまったくチカラが込められることがなくなり、
靴の中でも、足指は特に機能していない邪魔なだけの機関となり、
正常な位置を保つことなく、あらぬ方向に曲がっていったということです。
元々、指を使わない歩き方なので、こんな状態でも特に不都合は感じなかったのです。
その結果、気づいた時には内反小趾や外反母趾になって激痛に悩まされることになります。

じゃ、なんでコドモの頃は大丈夫で、オトナになって発症したかというと、 コドモの頃って、体育の時間や部活の時間で「走って」いたのです。

歩行の仕方が悪くても、走行の仕方は悪くなかったので、
指の筋肉は走ることにより利用されていて、 開帳足まで進行することがなかったのです。

結局、オトナになって、長時間にわたって走ることがなくなったので、開帳足&内反小趾になってしまったのです。

と、いうことで、私の場合は、以外と簡単に改善できました。
単に、「歩行の際に、うしろ足の指で最後に地面を蹴る動作」を入れただけです。

これで、歩行スピードは人並みになりました。長年の疑問も解決です。
もちろん、ずっと意識して歩行するのは大変でしたけど、
速く走るイメージで「歩く」ことをしていたら、すっかり改善できました。

もちろん、変形しきってしまった足指の形状や、異常な関節の可動方向が、100%元に戻るなんてことはないのですが、 それでも、退化していた筋肉をトレーニングすることによって、ある程度は、正しい位置を保持して、正しい動作をするようになったので、 内側に曲がりすぎて指と指が干渉するようなことは、なくなりつつあります。


私と同じような、原因と経過で内反小趾&外反母趾になる人も、少なからず、いると思いますので 参考になれば幸いです。

結構、駅とかで見かけるんですよね。
昔の私と同じ歩き方の人を。
割合として、200人に1人くらいの割合でいると感じています。