個人宅レベルでの
 データバックアップ




データのバックアップといっても、
普段の
紛失したら困るファイルを
複製しておく
…といったレベルのハナシから

Windowsの入ったHDDを
丸ごとクローンを作成しておく
といったパソコンの
システムに関するハナシもあります。

昨今の自然災害で
考えさせられるコトが多くあり、

その中のひとつとして、
今回は個人宅レベルの
電子データを
重度の災害からどう守るかを
考えてみることにしました。

 避難の必要に
 せまられた…


ここでは重度の災害で
自宅が壊滅的なダメージを受け、
急遽、避難の必要に
せまられた場合のことを
想定してみました。

ワタクシの場合、
真っ先に思いついたのは、
データを持って
避難するということ。

現実的に、
冷静さを失わずに
データを持参して避難できる
精神状態でいられるかは
別として、

これを実現するには…

・ポータブルHDD
・USBメモリ
・SDカード
・MicroSDカード
・DVD-RまたはBD-R

…などに
データを整理しておくことで
実現できるのかなと思いました。

それぞれの機器を
ワタクシの独断と偏見で
特徴を書いてみますと…

ポータブルHDD


2016年5月現在では
2TB(2000GB)で12000円前後。

ノートパソコン用の
小型HDDをケースに収めて
USB接続できるようにした製品。

小型軽量で、
米軍基準の耐衝撃用処置が
されている製品が多い。

容量も多く実用的。
長期保存に有利。
とはいえ、
やはり衝撃と水没には
比較的弱いでしょう。

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USBメモリ


小型軽量。
2016年5月現在では
低速安価版が
128GBで3600円前後。
64GBで1800円、
32GBで900円程度。

※(
2017年、半導体の相場上昇で
1.5倍くらい価格上昇してます。


USBメモリは
データの蒸発 が起こるので
長期保存には向かないが、

物理的にデータを持ち歩くなら
価格面で現実的です。

データ保持については
1年に1回フォーマットして
記録しなおしておけば
問題ないでしょう。

データの持ち出しなら
高速タイプは必要ないので

128GBで3600円前後の
低速製品で充分かと思います。

2016年5月現在では
256GBが8000円前後で
流通してきました。

水没しても、
よく乾かせば
データが読めるコトが多い。

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SDカード・MicroSDカード
 

小型で最も実用的。

とにかく薄いので、
小さいチャック付き
ビニール袋にいれて、
クレカなどと一緒に
財布にコソっと収納しておけます。

USBメモリ同様に
データの蒸発
に気をつける必要はあります。

2016年5月現在では
低速MicroSDHCの32GBが
800円程度です。

SDXCの64GBが
1800円程度で
こちらも選択肢に
入ると思います。

水没しても、
よく乾かせば
データが読めるコトが多い。

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DVD-R・BD-R


数量があると、
かさばるので、
持ち出しには
あまり現実的では
ないと考えます。

HDDほどではないですが
長期保存には向いてます。

価格が安いが
書き込みが遅いので
細かい更新に向かないのが難点。

水没しても、
よく乾かせば
データが読めるコトが多い。

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 自宅の一部倒壊、浸水、
 延焼が起きた場合




自宅が損壊して
窓や屋根が損傷すると、
雨で浸水してきます。

ここで問題となるのは、
PC内部のHDDが
浸水などで読み込めなくこと。

もうひとつは、
盗難などによるデータ漏洩です。

避難中は
自宅に留まることができません。

家財道具の監視は
不可能となるでしょう。

重度の災害時は
PC内のデータの回収を
あきらめることも
覚悟しておく必要が
あると思います。

それと、
重要なデータは暗号化
しておくなどして
漏洩からの対処も必要かと思います。

自動強制暗号化される
ストレージデバイスを活用すると
いいのかもしれません。

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 災害発生時に
 自宅に居るとは限らない




結局、外出時に災害が起きた場合、
PC本体だけでなく、
別にバックアップしておいた
メディアを持ち出せずに、

PC内HDDと
バックアップしてあるメディア
双方が自宅と共に損壊したり
行方不明になってしまうかも
しれません。

バックアップしておいた
メディアからも情報漏洩の
危険があり、

バックアップのファイルにも
暗号化しておく必要もあるでしょう。

自動強制暗号化される
ストレージデバイスを
活用するといいのかもしれません。

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 大容量オンライン
 ストレージが理想かも


やはり、
GoogleDrive

MicroSoftのOneDrive

DropBoxなどの

大手オンライン
ストレージサービスを
利用するのが
最善なのかもしれません。

現在1TBで
月額1200円程度になっています。
無料でも5GBくらい使用できます。

海外サーバーに
1TBで年額14000円程度なら、
ワタクシは災害対策として、
アリだなと思いました。

懸念事項としては、
ここ数年、
Google、MicroSoft、DropBoxの
大手3社以外の
ストレージサービスは

サービスを停止するところが多く、
経営が苦しそうであり
今後の普及が未知数なこと。

Google、MicroSoft、DropBoxの
大手3社も
サービス内容が迷走していて

今後も安定して
サービスを継続してくれるのか
カナリ心配なことがあげられます。

結局、1TBをアップロードしても、
「来年をもってサービスを
終了させていただきます」
とか言われたら、
意味ないですし。

無料で提供される
容量の範囲で
活用すればいいのでしょうが、

OneDriveを例にとると、
この無料分がここ数年で
10GB→25GB→15GB→7GB→5GBと、
まさに迷走中でして、
最終的に
どこまで減るのかわかりません。
ということで、
無料分は
あまりアテにはできません。

結局、ユーザーが増えて、
それなりに普及したのはいいが、

「ストレージ容量」も重荷だが、
それより「データ転送量」のほうが
重荷になってきたのだろうと
推測できます。

2016年5月現在では
オンラインストレージ
というサービスは
過渡期にあると考えます。

オンラインストレージは
有料年額14000円程度のサービスを、
値上げされようがなんだろうが
使いつづける覚悟を持てば、
今後、意外と良いサービスに
発展していくものなのかもしれません。

現状も月額にすると
1TB1200円程度なので、
スマホの代金や
サービス課金に比べたら
全然安い部類だと思います。

ちなみに
オンラインストレージは
クレジットカード決済しか
ありません。

プリペイド式の
クレジットカード(Vプリカみたいな)
では決済できませんので
あしからず。

コンビニ決済とかできれば、
爆発的に普及するのでしょうが、

匿名性が
問題になりやすいサービスなので
クレカ限定にして
成人で良識ある(であろう)
ユーザーを選別するほうが
サービスを継続しやすいのでしょう。

 ワタクシの選択


ワタクシの環境ですが、
Windowsパソコンを
所有しているのですが、

Windowsをほとんど
使ってなくて、

USBメモリにインストールした
Linuxを使用しています。

で、
パソコン内蔵のHDDには
Windowsだけしか入ってなくて
個人情報も重要なデータも
いれていません。

有事の際は
USBメモリだけ持ち去って、
パソコンはあきらめればいいと
考えています。

つまり…
重たい機械にデータを入れておかない
…ことにしました。

オンラインストレージ

OneDriveの無料分5GBと
GoogleDrive無料分15GB
(参考価格:0円)

テキストファイルや
エクセルファイルなどは
OneDriveに
直接アップロードしちゃってます。

オンラインで直接編集できるので、
手元にデータを保管する
必要がありません。

パソコンにエクセルを
インストールしてなくても、
OneDriveの機能「Excel Online」で
ブラウザから直接
編集できちゃうのです。

物理的なメディアに
データを置く必要がないので、
メディア盗難による
情報漏洩がしにくいです。

サーバー側のミスで
データが飛ぶかもしれませんが
定期的にGoogleDriveに
パスワード付き
暗号化圧縮ファイルで
バックアップしておけば
問題ないかなと思います。

GoogleDriveに「生」データを
アップロードする勇気はないので、
必ずパス付き暗号化してます。

容量が大きくないが、
失うと死活問題級の重要な
「文字ベース」のデータなどは

OneDriveの無料分を
活用しています。

漏洩したら困る情報で、
かつ失ったら困るデータは

オンラインストレージの
オンライン編集「だけ」を
利用することにして、

PC内のローカルドライブにも
置かないようにしてます。


USBメモリ


128GBのUSBメモリ
(参考価格:3600円/2016年5月現在)
実質110GBほどの容量を
確保できます。

可搬性があり、
小型で堅牢、
水没しても読める可能性大。

中身はパスワード付き
暗号化圧縮ファイルに
しておきます。

複数保有して
保管場所も分散できます。

内1つは財布と同様に
持ち歩いてます。

Windowsでは読めない
Linux用のファイルシステムで
フォーマットしておいたり、

Windowsでは
USBメモリの第1パーテーションしか
認識できませんので、

LinuxでUSBメモリの
パーテーションを複数分割しておき、
第2パーテーション以降に
データを保存しておけば

Windowsユーザーの
手に渡っても、
「なんだか壊れたUSBメモリ」
にしか思われません。

ワタクシにとっては、
最も使い勝手の良い部材です。

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microSD


32GBのmicroSDHCカード
(参考価格:800円/2016年5月現在)
実質28GBほどの容量を
確保できます。

可搬性があり、
小型で堅牢、
水没しても読める可能性大。

指の爪程度の大きさなので、
財布にしのばせておきます。

なんていうか
PC・スマホ兼用ですね。

ワタクシの場合は
音楽データを保存してます。

安いので、
同じデータを複数枚用意して
保管場所も分散してます。

内1つは財布の中です。
失っても、
また買い直せばいいような
重要度の薄いデータ、
漏洩しても問題ないデータに
使ってます。

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ポータブルHDD


2TBのポータブルHDD
(参考価格:12000円/2016年5月現在)
実質1800GBほどの容量を
確保できます。

重要性はないが、
持っていけるのなら
持っていきたいデータを
いれておきます。

お気に入りの録画とかですね。
失っても、
それほど困らないデータ、
また買い直せばいいデータ。

持ち歩かずに家に保管なので、
有事の際に、
在宅であれば持って避難できますが、

外出時であれば、
あきらめるということにしました。

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月額1200円程度の
大容量オンラインストレージは
今回利用を見送りました。

見送った理由は…

サービスが継続されるのか?
今後サービス内容の
大幅な変更がないか?
月額の変動がないか?
…と考えた場合、

先行きが不透明だなと
思ったので
…今年は契約を見送りました。

クレカ月額決済って
解約するときに意外に
メンドくさくて、

じゃ、解約したら
新たなデータの保管場所は
どうするのか?って考えると、

ますます
メンドくさいことになります。

つまり、
これから数十年に渡って
使いつづけられるサービスなのか
って考えた場合、

現状では決定的な
確信が持てなかったのでした。

オンラインストレージは
メンテ不要でカナリお手軽ですが、

最近の物理メディアも
激安・小型・堅牢・高速・大容量で、
これまたカナリお手軽に
利用できてしまいます。

現状では、
価格的にオンラインサービスより、
物理メディアの
分散保管のほうが
選択しやすいです。

小型のメディアなら
遠方の友人と
相互に持ち合うのもアリです。

 パスワード付き
 圧縮ファイル


ワタクシの場合、
漏洩したら困るデータには
パスワード付きであっても
ZIP形式はつかっていません。

パス解除が容易なので…。

SafeMelt32を使って、
パスワード付き
自己解凍圧縮書庫にしてます。

Windows用ですし、
Linux+Wineでも動作します。

フォルダ丸ごとを
指定したサイズの
ファイルに分割しながら

パスワード付き
自己解凍圧縮書庫にできるので
オンラインストレージの
1ファイルあたりのサイズが
制限されているサービスにも
活用可能です。

自動強制暗号化される
ストレージデバイスを
活用するといいのかも
しれませんが、
正直言って価格面で割高です。

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 将来的には…


将来的には
オンラインストレージを
利用したいと考えています。

それでHDDを所有するのは
やめてしまいたい…。

コンビニ決済の
年単位契約ができて、
共有機能とかいらないから

単純にファイル置き場に
利用できるような
オンラインストレージサービスが
あればいいのになと思います。

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